種別 | 中古住宅+リノベーション | 家族構成 | 大人2名 |
物件名 | 札幌市白石区S様 | 施工期間 | 約3ヶ月 |
間取り | 3LDK+ロフト収納 | 竣工 | 2015年9月 |
ブロック造のおウチ
急勾配の三角屋根の家。
このタイプの住宅は、北海道に暮らす私達にとても馴染み深いですね。
今回、S様が購入したリノベーションのベースとなった物件は、
築50年のコンクリートブロック造です。
雪の多い北海道の風土にマッチした屋根形状で、ブロック造は耐震性にも優れた住宅として、札幌市内及び全道で昭和の時代に数多く建築された住宅です。
当社の手掛けるリノベーションの多くは木造です。
そこで構造上の制限や補強方法について、数多くのブロック住宅のリフォーム経験のある設計事務所へ、とはいっても実は私の同級生でもあるアーキシップ・アソシエイションの久保田氏にも相談しました。
外断熱で暖かく、メンテナンスのことも考慮してリノベーションプランを考えました。
狭さを感じさせないように構造材を表して天井を高く、吹抜けからは、たっぷりと光が差し込みます。
キッチン背面と薪ストーブ背面の壁部分は、ブロックの素地をデザインとして、そのまま残しました。
黒板塗装の壁面、螺旋階段など遊び心いっぱいの楽しいおウチができました!!
スクラップ&ビルドではなく、昭和の時代の住宅を自分達らしくリノベーションして暮らす!
ブロック住宅にお住まいの方、また中古のブロック住宅を見つけた方に、このような事例をご紹介できて朗報かも。
設計プランニング ヒデ アラヤ