こんばんは。 今日は江別市B様邸の現場の様子を伺ってきました。
実は初めての設計物件としては色々なことが盛りだくさんな現場なので
日々、大工さんから質疑の電話が来て四苦八苦する私です。^^;;
そんな中から上手く納まりそうな事例1
ちょっと分かり辛いかもしれませんが床と壁との取り合いです。通常だと巾木と言われるものが
付く部分ですが今回は床がフロアータイルということもありベニヤを駆使して9.5mmほどの
目透かしを作りました。 大工さんは作業のしやすい方法と寸法との戦いです。
既製品のプラスチックの見切りなどもありますが石膏ボードの重さなどもあり直線に納める
のが難しい(柔らかいので重さで下がる可能性がある)などの理由があり3mmと9.5mmの
ベニヤを張り合わせて先に打ち、後はこの上に12.5mmのボードを載せて釘を打って
行くと言う納まりになり大工さん的にも作業がしやすいということですね。
きっと12.5mmの合板を綺麗に削るのも難しいと判断したんでしょうね。流石です。
これでスッキリ納まりそうです。!
上手く納まりそうな事例2
これは玄関に出来る湾曲の壁です。手前の上がり框も丸くなっているので大変なことに
なっています。(笑
玄関の立上りと通常の壁との見切り部分が事例1と同じように目透かしを入れなければ
いけないのですが、白い部分が3mmのベニヤでこの上に石膏ボードを丸く貼るという
大変な作業ですね。(汗
後は壁紙貼りの職人さんにもかなりの苦労をしてもらわないといけませんね。
長くなりましたがこちらも完成をお楽しみにお待ちください。
未熟な設計室長 カワハラ